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Mobile App Insights · Web Insights · Hideyuki Tsuji · July 2026

DL数ではコメダ、平均MAUですかいらーくが強いFast Food & Fast Casual Restaurantアプリ、すき家は幅広い年齢層から支持

直近1年間の日本におけるファーストフード&ファーストカジュアルレストランアプリで、『コメダ珈琲店』アプリのダウンロード数が際立っています。MAUでは洋食・和食・中華などさまざまなレストランを展開している『すかいらーく』アプリがトップパフォーマーです。

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直近1年間で370万以上のDL数を記録したコメダアプリ、MAUですからーくアプリが安定

ファーストフードやファミレスは日本全国に多数あり、手軽に利用できます。こうした店舗はそれぞれがアプリを展開しており、Sensor Tower上ではApp IQ:Fast Food & Fast Casual Restaurantとして分類されています。

Sensor Towerのデータによると、直近1年間(2025年6月から2026年5月)の日本におけるFast Food & Fast Casual Restaurantアプリのダウンロード数で、『コメダ珈琲店』(Komeda)アプリが370万以上を記録してトップとなりました。

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日本全国に1,000店舗以上(2025年2月末時点)を展開しているコメダ珈琲店は、2023年8月に同アプリをリリースしました。店舗検索や新メニューの確認などに加えて、飲食代金の支払いができる「モバイルコメカ」機能も持っています。 同期間のダウンロード数ランキングの2位以下は200万から250万と均衡していますが、そのジャンルは、ドーナツ、アイスクリーム、ファミリーレストランチェーン、牛丼と多彩です。

では、利用者の観点ではどうなっているでしょうか。Sensor Towerのデータによると、直近1年間の日本で人気のFast Food & Fast Casual RestaurantアプリのMAU推移では、『すかいらーく』(Skylark)アプリが安定的にトップとなっています。

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同アプリは、洋食・和食・中華と幅広いジャンルのカジュアルレストランを展開するすからーくグループ全店で利用できます。店舗検索やクーポン配信などの基本機能に加えて、宅配(デリバリー)、テイクアウト、通販の注文にも対応しています。同アプリのリリースは2014年8月ですが、2024年12月からレジに出向くことなく、客席で飲食代の支払いができる「テーブル決済」を本格導入。こうした展開やグループ全体で3,000店以上(2025年末時点)を持つ基盤で、MAU向上につながっているのだと推察できます。

平均MAUで2位の『31Club』(B-R 31 ICE CREAM)は、アイスクリームをメインに展開しているチェーンですが、冬の時期にMAUが減少傾向にあります。

広告経由でのDLシェアはわずか、すき家アプリは男性、サーティーワンアプリは女性支持が高い

これらの人気Fast Food & Fast Casual Restaurantアプリは、どういったチャネルからダウンロードされているのでしょうか。Sensor Towerのデータによると、直近1年間のチャネル別ダウンロードシェアを見ると、これら5つのアプリでオーガニック検索またはウェブブラウザーのチャネルがトップになっていることが確認できます。

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広告(有料検索、有料ディスプレイ)からのダウンロードはわずかである点も共通しています。

ウェブサイトに焦点を当てると、『すき家』(Zensho)アプリでは興味深い傾向が確認できます。Web Insightsのデータによると、すき家公式サイトへの訪問は、モバイルデバイスが80%以上を占めてます。

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同サイトへの流入元を見ると、検索エンジンが上位であることは想像できますが、松屋フーズと吉野家がそれぞれ4%のシェアを占めています。いずれも日本で牛丼チェーンを他店舗展開しており、メニューや価格を調べて比較しているのだと推察できます。 また、『すき家』アプリはユーザーの年齢層の点でバランスが取れていることもわかります。Sensor Towerのデータによると、直近1年間のユーザー分布を見ると、『すき家』アプリは若い世代から中高年層までの幅広いユーザーに支持されています。性別では男性が70%以上を占めています。

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一方、女性からの支持が高いのは『31Club』で、約70%を占めています。『コメダ珈琲店』アプリは18歳から34歳の若い世代からの支持が最も高く、50%以上を占めています。

Sensor Towerで集計された収益に関するデータは、App StoreおよびGoogle Playにおける収益のIAP推定値であり、広告収入、サードパーティのAndroidマーケットにおける収益およびパブリッシャー公式サイトなどの決済システムにおける直接収入は含まれていません。特に純利益とのことわりがない限り、データはいずれも収益総額(プラットフォームシェアリング部分の控除前)を示しています。 また、ダウンロード数データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロード数データは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。

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Hideyuki Tsuji

Written by: Hideyuki Tsuji, Insights Strategist - Japan

Date: July 2026