Mobile App Insights · Digital Advertising Insights · Hideyuki Tsuji · August 2026
イナイレクロスが好スタート、iPhoneのDL数ランキングで17日間トップ5圏内、スポーツマネージャータイトルとしてもDL数・収益ともにトップ
2026年6月にリリースされた「イナズマイレブン」シリーズの最新作『イナズマイレブン クロス』が好スタートを見せました。DL数・収益共に好調で、iPhoneでは17日間にわたってDL数ランキングでトップ5圏内をキープ、スポーツマネージャータイトルとしてもダウンロード数・収益の両指標でトップとなりました。
イナイレクロスはiPhoneで特に人気で17日間DL数ランキングでトップ5圏内、収益シェアはAndroidの4倍以上
2026年6月9日に正式サービス開始となった『イナズマイレブン クロス』(Level-5)は、人気の「イナズマイレブン」シリーズの最新作。新たな主人公が繰り広げるオリジナルストーリーと、スキマ時間で手軽に遊べる戦術重視のコマンドバトルが魅力のタイトルです。
人気シリーズの最新モバイルゲームとあって、その人気はランキングからもわかります。Sensor Towerのデータによると、iOS版『イナズマイレブン クロス』の日本におけるダウンロード数ランキング推移を見ると、iPhoneおよびiPadでリリース初日からトップを獲得しました。
その後もiPhoneでは6月14日までいずれのデバイスでもトップを維持し、iPhoneでは初月トップ20圏内を維持しました。このうち17日間はトップ10圏内となっており、その人気の高さがランキング推移からわかります。
iPhoneでの人気の高さは収益からもわかります。Sensor Towerのデータによると、『イナズマイレブン クロス』のデバイス別リリース初月収益では、iPhoneが80%近くと圧倒的なシェアを占めています。
これに対し、同期間のAndoridは16%にとどまっています。iPhoneはAndoridの4倍以上の収益シェア、iOS全体(iPhone+iPad)では80%以上の収益シェアを獲得していることがわかります。
スポーツマネージャーゲームとしても際立つイナイレクロス、広告展開が好スタート要因の1つ
『イナズマイレブン クロス』は、サッカーをテーマにしたモバイルスポーツマネージャーゲームです。このサブジャンルにおいても際立ったデータが確認できます。Sensor Towerのデータによると、2026年4月1日から7月15日までのモバイルスポーツマネージャーゲームのダウンロード数ランキングでは、60万以上を記録してトップとなっています。
また、収益指標においてもトップとなっています。2位以下のモバイルゲームは2026年4月以前にリリースされているタイトルなので、『イナズマイレブン クロス』の初月は好スタートであることがわかります。
こうした好スタートの要因の1つは広告展開であると推察できます。Pathmaticsのデータによると、2026年4月1日から7月15日までの日本におけるスポーツマネージャーゲーム関連の広告インプレッションで、『イナズマイレブン クロス』のパブリッシャーであるLevel-5がトップとなっています。
上記のグラフからわかるとおり、Level-5のインプレッションは2位以下に大きな差をつけており、リリースおよびその前後の展開に合わせて広告を強化していたことがわかります。こうした広告展開は、3つのメインチャネルで実施されたことがデータからわかります。
Pathmaticsのデータによると、2026年5月から6月の日本におけるLevel-5の広告チャネル別インプレッション内訳で、Instagramが35%、Xが26%、LINEが17%となっています。これらの合計は80%近くになり、この3チャネルが同期間のメインチャネルと言えます。
広告クリエイティブタイプでは、動画が全体の70%を占めており、イナズマイレブンシリーズ最新作、手軽に楽しめるオート操作、お気に入り選手によるオリジナルチーム育成などをアピールした内容となっています。
Sensor Towerで集計された収益に関するデータは、App StoreおよびGoogle Playにおける収益のIAP推定値であり、広告収入、サードパーティのAndroidマーケットにおける収益およびパブリッシャー公式サイトなどの決済システムにおける直接収入は含まれていません。特に純利益とのことわりがない限り、データはいずれも収益総額(プラットフォームシェアリング部分の控除前)を示しています。 また、ダウンロード数データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロード数データは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。なお、Google Playは中国本土では利用できません。
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Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、P&G、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業から信頼されている、データや分析環境を提供する企業です。モバイル市場のトレンド把握に役立つApp Performance Insights、広告戦略の最適化に活用いただけるApp Advertising Insightsなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
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